教員メッセージ
データサイエンスが世界を牽引する時代に向けて、情報数理や統計学・機械学習を駆使してあらゆる領域にアプローチする

広い意味で捉えると、本学科の全教員がデータサイエンスの専門家といっても過言ではありません。そのため、本学科では、情報数理や統計学・機械学習を中心に、その基礎理論を身に付けるだけでなく、データサイエンスの多くの応用分野に触れることができます。このようなデータサイエンスに強みをもつ本学科では、医療分野のデータサイエンス(医療統計学)にも力を入れています。
新型コロナウイルス感染症の拡大を例にしても、新規感染者数・重症者数・死亡者数の予測、患者の治療方針の検討、ワクチンの有効率の検証、さらにその接種戦略の策定など、現代の医療はデータに基づく議論が中心的な役割を果たしています。ただし、データがあるだけでは問題は解決しません。データから科学的な知見を得るには、医療統計学の考え方が必要です。データサイエンスが世界を牽引する時代に向けて、医療統計学の専門家という選択肢も本学科には用意されています。