ソフトウェアデザイン分野堀 晃己 さん

堀 晃己 さん

堀 晃己 さん

工学研究科情報工学専攻卒業
株式会社日本総合研究所 勤務

開発したシステムがちゃんと機能していると達成感を感じる

近年、日本にあるトンネルや橋のうち、約2.5万件で早期修繕が必要だと言われますが、打音検査を正確に行える作業員の不足が問題となっています。打音検査はハンマーで橋梁やトンネル壁面を叩き、発生した音を聞いて損傷箇所を発見する検査の1つです。私は、壁昇降ロボットでの打音検査について、ロボット動作時に発生する雑音の抑圧と機械学習による判定で支援するシステムを企業と共同研究中です。開発したシステムを実際に現場の方に使用してもらい話が聞けるのでやりがいを感じます。トンネルでの実証実験に参加し、開発したシステムがうまく機能しているのを確認できた時は達成感を感じました。このシステムが完成すれば、作業員不足の解決や早期修繕が必要なトンネルや橋の迅速な検査に貢献できると思います。

在校生インタビューわたしのキッカケ